温泉寺家紋
コロナ有り、紅葉も有り

秋がやってまいりました。新型コロナウイルスが流行している中でも、日本の四季はちゃんと動いていることを実感します。

春にはきちんと桜が咲きました。夏の猛暑の朝、朝顔がたくさん花を咲かせていました。そして今、たまに訪れる涼しい秋風が本当に心地よく感じられます。

この涼しい秋風に癒された俳人が江戸時代にもありました。元禄2年、奥の細道の大紀行を巡った松尾芭蕉です。まだまだ残暑厳しい8月(新暦では今頃)、芭蕉は加賀国・那谷寺に立ち寄ります。私自身も那谷寺へお参りさせていただいたことがありますが、境内を奥へ進むと、実に雄大な白い岩壁を望むことができます。その壮大さ、美しさに目を奪われてしまうのですが、芭蕉も同じような気持ちで望んだことと思います。そして厳しい残暑を一瞬でも忘れさせてくれる一陣の風に、芭蕉は心奪われたのではないかと思うのです。

石山の 石より白し 秋の風

今、ここで、本当に生かされているんだ!という喜びが伝わってまいります。

コロナ禍により、いろいろな面で不都合が生じている昨今ですが、そんな中でも秋風は必ず吹いてくれるものと信じています。

そして、秋の深まりの中で、今年もモミジの紅葉を待ちたいと思います。(見頃は11月中旬です)



温泉寺とは

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臨済宗妙心寺派・醫王霊山温泉寺
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