温泉寺家紋
ご結婚!おめでとうございます!

こんにちは。半月間、京都の本山で絞られて帰ってきました。

「疲れたなぁ。」という若干の安堵の気持ちと、これからまた現実に戻ったら戻ったで、問題山積みの山寺運営と家庭生活。「う~~む。頑張らねば。」といういささか重たい気持ちと交錯する中、帰ってまいりました。留守中、たいへんお世話になった多くの方々、本当に有難うございました。

それにしても、複雑な心境でいる私を元気づけてくれた夫婦が一組あります。なんと、私が下呂へ帰った翌日、温泉寺で仏前結婚式を挙げてくれたのです。

正直申し上げると、イキのいい若者が本当に仏前にて結婚式を挙げて下さるとは、住職の私も当日まで半信半疑でしたが、どうやら前日の夜遅く帰ってきてから本堂へお参りする際に、準備が整っておりましたので、「本当にするんだな。」と、ようやく確信した次第です。(無責任ですが・・・スミマセン・・・)

という訳で、私も早速準備を始め、当日は皆様のご尽力により、滞りなく無事仏前結婚式を円成することができました。そう言えば、新郎様がお父さんと一緒に結婚式のお願いにお越しになられたとき、「僕はご先祖様の前で結婚の報告と、愛を誓いたいんです!」と、おっしゃっていました。私は、「奥様もきっとお若い方だろうに、本当に仏前でいいんですか?」と念を押しましたが、「いいんです!!」と、きっぱり。やる気があれば、何でもできるのだなと、逆にこちらが励まされました。

若さ漲るパワーは、披露宴でも全開でした!私とさほど年齢は変わらないはずなんですが、ダイナミックで圧倒されるような披露宴でした。ですから私のモヤモヤした心境もどこかへ吹っ飛び、帰る頃にはサラッと爽快な心持でした。このお二人のおかげで、気持ちを切り替え、現実と正面向いていけるような気持ちになれました。有難うございました。

東南アジアの仏教国、タイなどでは、結婚式と言いますと、その新郎新婦の祖父母のお二人(合計四人)が一番奉られるそうです。一番上座から、お爺さんお婆さん、そして次に両親が坐り、新郎新婦はその次に坐るのだそうです。要はご先祖様順ということでしょうか。今回の温泉寺での仏前結婚式も、勿論主役は新郎新婦ですが、きちんと本尊様と、ご先祖様のお位牌を前に、お爺さんお婆さんからお座りになりました。そして、朝からそれぞれお墓にお参りされていたお姿は、見習うべきところで、私自身も反省すべき点です。(本当にこれで住職が務まるのでしょうか・・・?)

そうです。私が普段葬儀にて亡者にお渡しする引導法語も、遺族の方にお話する法話も、今回のように婚礼の戒師として新郎新婦のお二人にお話したはなむけも、全ては私自身への問いかけなのです。(あ~、バラしてしまった・・・)皆様にお話しているようで、実は自分に言い聞かせているのです。(ゴメンナサイ)

でも、若干結婚生活5年ですが、夫婦の間には様々な問題が生じることが多々あり。ということは私にもわかってきました。なるべくそういう経験を、今回のお二人にはしてほしくないんですが、念のため、私が頭の隅に置いている言葉を少しご紹介します。

1、普段心がけている言葉
(スペインのセルバンテスの「ドン・キホーテ」より)
「女の言うことはくだらねぇ。けんど、そいつを聴かねぇ男は正気でねぇ!」

2、夫婦喧嘩した場合に心がけている言葉
(イギリスのルイス・キャロルの「不思議な国のアリス」?より)
「あの時の恐ろしさと言ったら・・・。」
王様は続けた。
「決して忘れるものか。」

「でも・・・。」
女王は言った。
「メモしておかなければ、忘れてしまいますよ。」

私の場合、世の中、忘れてしまいたいことだらけなのですが、やはり失敗は繰り返さないよう、心がけているほうが良いのではないかと思います。社会的責任問題にまで発展してしまう失敗は、決して忘れることはありませんが、夫婦間での失敗は、おおかた忘れてしまいます。後々社会的責任問題に発展してしまわないように、私自身、夫婦間での失敗も、なるべく繰り返さないようにルイス・キャロルの言葉でもって、気をつけるようにしているつもり・・・です。

なぁ~んて、余計なお節介でした。新婚様には関係ないお話でしたね。どうか、末永いご多幸を心から祈っております。



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